とりふね号サイクリング紀行

利根川を完全制覇せよ


最初は利根川CRを完全制覇しようと思ったが、どうせなら自転車で行ける最上流から完全制覇をしてやろうとたくらんだ。

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というわけで、水上駅まで輪行。

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駅前のバス停で、湯の上方面行きのバスに乗る。
乗客は終始自分ひとりだった。親切な乗務員だった。
自分が降りた後は、空のバスを運転するのだろう。

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須田貝発電所入口にて下車。ここで自転車を組み立て。

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組み立て完了。自転車で行ける範囲において、利根川の最上流である、奥利根湖のネイチャービュー矢木沢を目指す。当然、おおむね上り坂だがやむをえない。

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上り坂を必死で登っていると、見よ、あれがネイチャービュー矢木沢だ。

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ここが自転車で行ける最上流である。この湖の水が、銚子まで続いているのだ。私もまた、利根川の水と共に銚子を目指す。

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利根川上流の風景。

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猿が、野良猿が。

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藤原ダムである。

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国道17号線の恐怖エリア。
できるだけ17号は走らないようにしていたが、あり地獄に吸い込まれえるように、こういう場所を走るハメに。このあたりを走るのはおすすめしない。サイクリングをするのなら、やはり渋川の利根川CR開始点以降から、が一番いいだろう。
雨も降ってきた。

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雨もひどいし、時間も遅いので渋川にて泊まることに。おお、ルートインが見えてきた。あれにしよう。

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幸いルートインは部屋の空きがあったのでここで一泊。

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翌日、利根川CR開始地点から、利根川CR完全制覇を開始。
ちなみに隣の川は利根川ではなく、吾妻川。程なく利根川に合流する。

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吾妻川沿いはこんな感じ。

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利根川に合流してしばらく走ると、馬が、飼い馬が。
ここで馬に乗り換えることもなく、自転車に乗ったまま走り続ける。
ちなみに前橋近辺は、橋の下を何度も通る変化に富んだ道。

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行田サイクリングセンター。
このあたりは利根川CRと、緑のヘルシーロードの開始地点が交わるところ。

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行田サイクリングセンターは閉まっていたが、入り口にこんな受付が。死んでいるように見せかけているが、単なる見せかけだ。この術を、忍法病葉(わくらば)の術と言う。

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加須未来館。ここも閉まっていた。
この後にあった、おおとね童謡のふるさと室にいたっては、営業すらしていなかった。
税金さん、立場無し。

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道の駅さかいの隣にある、ご老公の湯にて一泊。
ここは渡良瀬川CRを走った時にも泊まった場所。

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翌朝は霞が。ここは五霞村が近いので、霞の一つも出さないと、面目丸つぶれだ。

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などとホざいていると、案の定、パンクだ。
タイヤがかなり磨り減っている。帰ったら変えよう。

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道の駅発酵の里こうざきにて再度尾パンク修理。
この後、サイクルコンピュータの電池が切れ、記録されなくなった。
雨も降ってきた。
発酵の里でのたうつ、薄幸の自転車乗り。

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ここが利根川にあるサイクリングロードの最も河口よりの最終点。
長い旅路であった。最後の数キロは、映画ロッキーの「エイドリやーん」の時の曲が脳内でかかっていた。
「エイドリや~ん、あんたこの頃嫁入りしたではないかいな」の一節で有名な曲だ。

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利根川の河口にある、千人塚海難漁民慰霊塔。
かつては急流の難所だったと言う。
自分にとっても、ひどい雨の難所だ。

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千人塚海難漁民慰霊塔裏手から、利根川河口を見る。
この近くにある食堂で、いわし天ぷら丼を食べたが、うまかった。

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どうしても銚子鉄道に乗りたかったので、雨の中、海鹿島駅まで走った。
味のある列車。

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ここで自転車を袋詰め。
ものすごく風情のある駅。コレだよ、コレ。

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銚子駅でぬれ煎餅を食べ、しおさいに乗って、戻った。

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